クラブ理念 U-12

FCアビリスタU-12 指導方針

それぞれの年代に合った個々の育成を第一に

FCアビリスタU-12の指導方針として、『個々の技術と判断力、プラスidea』の習得を第一に考えています。

サッカー経験者の方や、テレビ等でサッカーをご覧になる方は、FCアビリスタの低学年のサッカーを見て、なぜもっとポジションに広がらないのか?、なぜもっとパスをしないのか?と思うかも知れません。

確かに、ポジションを教え込んだり、パスを多用するよう指導をすれば、この年代では試合に勝てる事が多くなります。
ただ、試合に勝ちたいあまり、そのようなサッカーを行ってしまうと、この年代で必要な技術が身に付かなくなってしまいます。

パスサッカーをするのは高学年からでも十分に間に合います。
低学年のうちはボールに集まったお団子サッカーになってしまいますが、FCアビリスタではこれも必要な事と考えています。

低学年のうちからポジションを決め、「ディフェンスは攻めてはダメ」、「サイドハーフはサイドで待っていろ」、「フォワードは前線に残っていろ」などと指示していると、自分で考えてプレーしなくなってしまいます。

練習では、個人技術・ボールコントロールの習得、鬼ごっこ、ボールを使用した対人練習を中心に行い、自然と「相手を見て分析しがらプレーする」よう促していきます。

クラブ理念
クラブ理念

オンザピッチ(フィールド内)、オフザピッチ(フィールド外=私生活)で、自分の行動を判断していくのは指導者でも親でもありません、自分自身です。
子どもたちの自発的な行動』、『自発的な判断、ideaのあるサッカー』でなければならない。
そう考えています。

中学・高校へと進んだときに、技術力・判断力のない選手は活躍できなくなってしまいます。
そうならない為に、個々の技術を身につける事、自分で考えてプレーする事を第一に考えて、サッカーを好きになってもらえるように、楽しく、時に厳しく指導していきます。

各学年の指導方針

【 1 ・ 2年 】
個人技術・ボールコントロールの習得、鬼ごっこや1対1~2対2、一人ひとりがボールに触る機会を多くするためミニゲームを中心とした練習。
【 3 ・ 4年 】
個人技術の習得に加え、少しずつポジションの理解を深めていく。
(いろいろなポジションを経験させるため固定はしない。)
このころから個々の判断によるチームプレーも導入していく。
【 5 ・ 6年 】
しっかりとした技術と、それを生かす判断力を身に付ける。
一人ひとりが良い判断のもと活躍できるように、アイデアあるプレーをすることを目指す。
ある程度、選手の特徴によってポジションも固定されてくるが、どこのポジションでもこなせる判断力を身に付けるのが理想。